眼科医として、ローフードマイスターとしてのアレルギー性結膜炎の治療
少し眼科医としての私のお話をしますね。
ローフードマイスター1級を取得する際に、乳製品を含めた酸性食品が体に与える悪影響などを勉強しました。
私は眼科医なので、アレルギー性結膜炎の患者さんを多く診察します。
今まではどうしても点眼に頼るところが大きかったのですが、
ローフードマイスター1級になり、食事の大切さを非常に実感しました。
そして治療の一貫として食生活の改善を患者さんにお伝えすることにしています。
乳製品(もちろん牛乳も含む)を摂ると、粘液が分泌されやすくなり、栄養の吸収が妨げられます。
私は花粉症や通年性のアレルギー性結膜炎の患者さんには
乳製品をできる限り控えることとグリーンの濃い葉野菜を積極的に摂り入れること、
この2点は最近の外来で必ず伝えます。
すぐに改善するケース、少しずつ改善するケース、
好転反応が出て、一時的にアレルギー症状が悪化するケースの3つがありますが、
根気よく経過を見ていると、改善し、点眼フリーになる方、通院終了する方も
現れてきています。
ふかもり眼科における
アレルギー性結膜炎の治療のゴールは
ゴール「点眼フリー、通院終了。再発なし」
です。
食事の仕方、食材の選択方法、食事の作り方なども
具体的に説明する場合もあります。
ちなみに私の知人に食事のアドバイスをしたところ、
耳鼻科医に「一生治らない。」と言われていた通年性のアレルギー性鼻炎が治りました。
アレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎があると、
労働の能率が低下します。日本はこれから上むいて頑張らなくちゃいけない大事なときですから、
アレルギーごときに仕事の邪魔をされては、たまったものではありません。
ふかもり眼科では食生活の改善を積極的に取り入れながら、アレルギー性結膜炎の治療を今後も行っていくつもりです。(^^)