【気安く健康情報を信じない・他人に勧めない】
【気安く健康情報を信じない・他人に勧めない】
一般人の健康知識について。
一般人の方は医学の知識について体系づけられた知識を持っていることが殆どないです。
そして、私のように様々な体質の人を診る仕事をしている人は
体系づけられていない情報については
あくまでも症例報告として、捉えておく必要があります。
例えば、自分にとって「良い食品」であっても
他人にとっては「有害な食品」の場合はとても多くあります。
相手にとって有益か有害かの見極めができる人が
いわゆる
「体系づけられた栄養学を学んだローフード講師、
ヘルスコーチ、
医師など医療従事者(もちろん最新の栄養学を学んでいる者に限ります)
など」
であり、
そこが一般の方との大きな違いだと思います。
ここでいう「見極め」とは
すぐにその人に合うかどうかは
すぐにアドバイスできる事が見極めではありません。
今でのライフスタイルや食事の内容、
診察や検査の結果等を総合して
合わないようであれば、
摂取を控える
もしくは
注意深く摂取し、その後の体調をよく観察していきます。
そのようにして、
その食品が継続して摂取しても健康を維持したり向上できるかどうかを判断することです。
私は家族から「●●がイイから食べてみたら」
などと言われても、
自分に合わないと知っていたら、トライしません。
見極めができていますので。
たとえ家族であっても、体質はバラバラですので、
お母さんの体に合っていても
子供にはまったく合わないケースも多々あります。
もちろんその反対もあります。
殆どの人にとって「体に良い食品」は数は少ないですがあります。
しかし、それでも、体に合わない場合もあります。
(例:亜麻仁油・ローフード等はおおくの人に有益。
しかし、それでも合わない場合だってある。)
一般の人は巷にあふれる健康情報を見極め、
自分でトライすることはあっても、
他人に容易に勧めないことが肝要だと思います。